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第21話「証拠を確保せよ!」


 担当刑事「・・・状況を聞く限りおそらく詐欺だと思われますが、
      現状では決定的な証拠がありません。明らかに嘘の連絡先を
      伝えてきているとか、初めから騙そうとしていた意思があった
      ことを証明できる証拠がないと被害届けは受理できないんです。
      まずは、連絡のあった勤務先への電話と、内容証明郵便を
      送ってみてください。」

 俺「・・・(マ、マジっすか・・・)」


警察署を後にすると、帰りの車を運転しながら呆然としていた。
届けを出せば、受けてくれるものだと思っていたため、ショックが大きかった。

とは言うものの、まだ可能性が消えたわけではないので、とにかくできることを一つづつやることにした。

まずは、連絡のあった勤務先へ電話してみた。

 俺「もしもし、○○会社の○○事業所でしょうか?」

 相手「いいえ、違いますけど・・・」

 俺「そうですか・・・ちなみに○○さんっていらっしゃいますでしょうか?」

 相手「いいえ、おりません。」


・・・やはり、嘘の情報だったようだ。
これで一応一つ目の証拠GET!?

次は内容証明郵便だけど、そんなものは今まで送ったことがないので、何をどうしたらいいのかさっぱりわからない。
とりあえず、ネットで調べて見ると、「1行20文字/1枚26行」など何やらいろいろと決まりがあるらしい。
内容証明の決まりは何となくわかったが、何を書いて送っていいのかもよく解らない・・・
というわけで、さらにネットで調べて見ると、「無料相談」なるものを発見!
詐欺被害等について、弁護士に無料で相談できるらしい。
これは便利と思い、早速、内容証明をどう書いていいか相談してみた。
すると、次のようなことを書けばいいことがわかった。

 ・事件の状況・事実関係を日時、関係者氏名等、特定できる情報を入れて書く。
 ・契約不履行による契約解除、詐欺による契約解除、返金要求等の主張を書く。
 ・通知人(自分)住所・氏名
 ・被通知人(相手)住所・氏名
 ・通知日(内容証明を出す日)

しかし、こんな内容を「1行20文字/1枚26行」にまとめて書くなんて、俺の文章力ではとても出来る気がしなかった。

 俺「さて・・・どうしたものか・・・」



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